さくらサイエンス・ハイスクールプログラム訪日団が東京科学大学(Science Tokyo)を訪問

2025年7月8日 公開

5月21日、さくらサイエンス・ハイスクールプログラムにより来日中のインドネシア、タイ、ベトナムの3か国の高校生と引率者45名が、東京科学大学(Science Tokyo)を訪問しました。

大岡山キャンパス本館前で集合写真

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催するさくらサイエンス・ハイスクールプログラムは、海外から優秀な高校生を招へいし、日本の最先端の科学技術やトップの科学者と接する機会を提供しており、本学も例年その趣旨に賛同し、訪問を受け入れています。

はじめに関口秀俊執行役副学長(教育担当)が歓迎の挨拶を行い、その後、アドミッションセンター副室長(国際担当)の野崎智洋工学院教授が東京科学大学の紹介を行いました。続いて、環境社会理工学院のバルケズ アルビンクリスタファーガラン准教授ならびにブンユボル サシパ特任講師より当学の英語で学士の学位が取得できる融合理工学系の「国際人材育成プログラム(GSEP)」の紹介を行いました。

説明会の後、来訪高校生は国毎に3つのグループに分かれ、本学の学生の案内のもと、つばめテラスで昼食後、博物館、Taki Plaza、留学生ラウンジ等の学内施設を見学し、キャンパスを自由に散策しながら午後の会場へと向かいました。

階段教室でプログラム開始
末包教授による模擬講義

午後は工学院機械系の末包哲也教授による「Energy Conversion and Thermophysics」の模擬講義が行われました。講義終了後、活発な質疑応答が続きました。その後訪れたものつくりセンターでは、学生がものつくりの楽しさを満喫できる同センターの設備全般の説明の後、鳥人間コンテストやロボコンに挑戦する学生から、自ら制作した人力飛行機やロボット等の説明を受けました。

ものつくりセンターを訪問

最後に「先輩」である参加3国出身の現役東京科学大生が、日本に留学を決めた経緯、奨学金、サークル活動、そして日々の生活の話題などについて、母国語も交え活発な質疑応答が続きました。

先輩留学生との懇談会

大学院を含む本学の学生全体の17%は海外からの留学生です(2024年5月現在、交換留学生を含む)。訪問した高校生は、優秀な留学生が多数学ぶ本学キャンパスでの一日を十分に楽しみ、科学と工学の先端を学び、プログラムを終えました。

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