大竹理事長、田中学長と構成員の対話の場「タウンホールミーティング」を開催

2025年2月7日 公開

大竹尚登理事長、田中雄二郎学長ら執行部と構成員が自由な雰囲気でフラットに双方向のコミュニケーションを行う「タウンホールミーティング」が新しく企画され、その第一弾として11月12日の国府台キャンパスを皮切りに、12月24日までの間に全てのキャンパスで全9回、うち1回は英語で実施され、延べ397人の教職員が参加しました。

大岡山キャンパスでの様子

タウンホールミーティングは、10月1日に船出したScience Tokyoがその力を十二分に発揮するためには、「執行部と構成員が、これまでの歴史と文化を尊重しつつ、一つにまとまりOur Teamをつくっていくことが大切である」という理事長と学長の思いを具現化したものです。

大竹尚登理事長
田中雄二郎学長

今回のタウンホールミーティングでは、「新大学をより善くするアイディアを共有する」というコンセプトが示され、「多忙で時間がつくれない、意見を言っても仕方がないと思ったとしたらその部分に重要なヒントが隠れているはずである。できるだけ多くの想いや提案を届けて欲しい」と呼びかけました。ファシリテーターはCItgO(Chief Integration Officer)の飯田香緒里副学長と桑田薫副理事が務めました。CItgOは大学の融和を促進することを目的として任命され、DE&Iを含めたCore valuesの浸透を図り、円滑な運営とエンゲージメントの向上を目指しています。

飯田香緒里副学長(CItgO)
桑田薫副理事(CItgO)

理事長と学長から、大学のMission(Science Tokyoの存在意義)、Core values(Science Tokyoの信念・行動指針)と、大学の現状、未来、目指す姿を紹介し、参加者から活発な質問、意見、要望などが交わされました。「Science Tokyoらしい科学とは?」「研究のダイバーシティは確保されるのか?」「学生の就職活動支援を、理工学系と医歯学系で一緒にしていきたい」「研究交流をもっと進めたい」「新任教員が着任時の支援を強化してほしい」「施設老朽化やDXに対応してほしい」「附属高校との高大連携を強めたい」「アウトリーチ・社会連携の方針を知りたい」「教職員同士、もっとお互いが知り合えるようにしたい」など建設的な意見が、教員、事務職員、URA等多様な参加者から寄せられました。理事長、学長らは、それぞれの質問、意見、要望に対して、自らの思いとともに、今できること、考えていることを率直かつオープンに回答しました。

理事長、学長にとっては、強い思いが詰まった構成員の意見等を制度設計や施策に生かしていくための新しい発見を得る機会となり、教職員一人一人にとっては、「理事長や学長に、自分たちの思っていることを伝えられる」ことを実感できる場となりました。主なやりとりは参加者のみならず学内に共有され、要望、意見等には順次検討を加え対応を行っていきます。

各回1時間の予定でしたが、質問が途切れず、30分近く延長する回もありました。タウンホールミーティング終了後に開催された懇親会では、理事長と学長との対話だけでなく、参加者同士の交流も活発に行われました。

今後のタウンホールミーティングは、理事長と学長が構成員と直近の話題となっているテーマで話し合えるような機会を設けたり、一層密に対話できるように特に小さな組織にフォーカスして実施する予定です。また、学生との対話も計画中です。2つの大学が統合したからこそできることの発見を目指して、これからも本音の対話を続けていきます。

国府台キャンパスでの様子
田町キャンパスでの様子
すずかけ台キャンパスでの様子
湯島キャンパスでの様子
大岡山キャンパスでの様子(英語による実施)

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